私は、結婚を機に退職、移住、出産を経験しました。
二人目の出産時に担当して頂いた助産師さんの看護が、私の看護師を目指すきっかけとなりました。
分娩に対する不安、痛みへの恐怖、さらに家で待っている家族への不安までを配慮して
援助する看護師の姿をみて、決意しました。
”誰かにとって役に立ちたい、その人の笑顔がみたい”
そんな想いを実現できるのが、看護師という専門職だと思います。
よく「家事と学校大変だね」と応援メッセージを頂きます。
確かに、両立する上で家庭学習は自分の睡眠時間を削ることにはなるのですが、
逆に限られた時間で効率的に勉強できます。
また、多くの授業の知識が今までの人生での経験に対する根拠づけになるので、今このタイミングで
学校に通えることはとても幸せです。
社会人入学だったので、「クラスの子と仲良くしてもらえるかなぁ...」と、とても不安でしたが、
今は私にとって学校の仲間たちは元気の源で、心の支えです。
普通の人生を送っていれば出会うことがなかった、幅広い世代との出会いは宝物です。
また、先生方や職員の皆さまはとても親切です。学生一人ひとりへの対応が丁寧で、質問や相談にも
時間をかけてのってくださいます。大規模な学校では厳しい、細やかな指導、個々への対応力が魅力です。
患者さんの言動や表情では表に出しきれないメッセージを受け取れる看護師になりたいです。
その人の疾患による苦痛を身体的・社会的・精神的に援助できるよう七看で技術を身につけたいです。